長い独り言

平凡な学部卒サラリーマンの、平凡な人生についての平凡な考察

優待、勇退

 3863の株主優待商品が届いた。普段は買わないようないいティッシュに心躍るし、自炊にはキッチンペーパーは欠かせない。生きる力が湧くという表現も全く大袈裟ではない。モノをもらうというのは口座の数字が増えるのとは別の安堵感、安らぎが得られるものだ。もしかしたら桐谷さんも同じような不安を抱えていたのかもしれない。

 

 excelで家計の三表を作っている。もちろん三表が連動するような精緻なものは作れない。それでも財産が増えないのは給料が少ないのと給料の歩留まりが悪いからであるのはハッキリしている。外食を減らして家賃を下げないと、まるで私の口座が導管であるかのように、入ったそばからキャッシュが流出してしまう。

 

 倹約したくなるのは、この生活を続けているうちに朝起きたら身体が起こせなる日がいつか来ることを予感しているからだろうか。会社を辞める日に幾許かの財産があれば、私の退職は勇退になるだろうか。