長い独り言

平凡な学部卒サラリーマンの、平凡な人生についての平凡な考察

範疇、樊稠

 一般的につけ麺は茹でた麺を氷水で絞めたものにつけ汁をつけて食すものだが、私は熱盛(茹でた麺を氷水で絞めずに提供したもの)が好きでいつも熱盛を注文している。

 

 茹でた麺を氷水で絞めたものがつけ麺なのであれば、私が食べているものは何だろうか。あくまでつけ麺の範疇に留まっているのか、それともつけ麺の定義を超えたところにあるものなのだろうか。

 

 熱盛が好きな私は、回転寿司屋でコーン軍艦やコンビーフ軍艦を注文する客や、限りなくファイナンスリースに近いオペレーティングリースの組成を求めるクライアントとの間にどれくらいの距離があるのだろうか。

 

 つけ麺屋の店員はつけ麺を職業にする程度にはつけ麺と向き合っている訳だが、そんな店員の目から見て熱盛を注文する私はどう映っているのだろうか。